要旨 📌 本日のテーマ ⒈新商品開発 ・SKUの数、在庫管理、売上比率、SKUを増減するタイミングなど ・小さく始めて、伸びたら大きくするのが基本 ・在庫は資産であり、塩漬けは避けるべき ・SKUの最適数は運営方針次第だが、1SKUで回るのが理想 ・SKUを増やせば売上も増えるが、管理コストや欠品リスクも上がる ⒉Amazon戦略 ・クラファン → Amazon → 自社ECの順で展開する戦略 ・クラファンで実績を作り、リストを確保する ・Amazonでは広告を積極的に使い、ランキング上位を狙う ・自社EC+SNS+広告+インフルエンサーで指名検索を増やす ・どのキーワードで勝つか、競合分析と広告費の試算を事前に行う ⒊Instagramインフルエンサーの探し方 ・事務所経由ではなく、自社でターゲットをリスト化してDM送るのが効果的 ・フォロワー数より「発信内容・エンゲージメント」が重要 ・競合商品の投稿を検索し、投稿しているユーザーをリストアップ ・YouTubeの方が商品理解を促しやすく、Instagram単体の販促効果は限定的 ・大物インフルエンサーよりも、影響力のある少数にアプローチする方が効果的 整えた本文 今日は祝日なので、ゆるめに、かつ少し長めにお話ししようと思います✨今回のテーマは 「新商品開発」「Amazon戦略」「Instagramのインフルエンサー探し」 の3つです。 🛠 新商品開発について まずは 「新商品開発」 について。メンバーの方からいただいた質問を整理すると、以下の点が論点になりそうです。 新商品のSKU(品番)の数 それぞれの在庫数や売上割合 SKUを増やすメリット・デメリット SKUを増やす/減らすタイミング まず、大前提として 「正解はない」 ということをお伝えしておきます。事業の形態やキャッシュフローによって最適解は異なります。 🔹 SKUの増減の考え方 僕の考えとしては 「小さく始めて、伸びたら大きくする」 というのが基本です。特に キャッシュフローの管理が重要 なので、いきなり大量仕入れはNG🙅♂️ 💡 在庫の考え方在庫は「資産」ですが、 回転しない在庫は負債 になります。売れる見込みがない状態で在庫を抱えるのは 絶対にダメ です⚠️ 💡 SKUの最適な数 「最適なSKU数を知りたい」という質問もよくありますが、 運営方針次第 です。 ただし、運営上 SKUは1が理想。1つの商品だけで回るなら、それが最も効率的です。とはいえ、売上を増やすためには 複数のSKUを持つ必要 があります。 💡 SKUを増やすタイミング ・売上を伸ばしたいとき ・市場のニーズがあるとき ・回転率が高く、追加の負担が少ないとき 💡 SKUを減らすタイミング ・管理コストが増えすぎたとき ・売上が低迷し、在庫が回らないとき ・リソースを分散させすぎていると感じたとき 📦 Amazon戦略 続いて 「Amazon戦略」 について。 ECサイトで売上を伸ばすためのAmazonの活用法を考えてみます💡 🔹 Amazonの活用方法 Amazonでの販売戦略には 2つのパターン があります。 ⒈Amazon単体で売る ⒉自社ECと併用する 僕なら 「自社EC + Amazon」 の組み合わせを選びます。なぜなら 「Amazonでしか買い物しない層」が一定数いる からです📌 💡 Amazonを活用するメリット ・Amazon内の検索上位を狙える ・自社ECでは不安な人がAmazonで購入する可能性がある ・SNSや広告の流入をAmazonに流すことで、検索順位が上がる(Amazonのアルゴリズム対策) 💡 Amazonの厳しさ 昔は無名のブランドでも売れましたが、今は 広告なしでは売れにくい です。そのため Amazonは「集客装置」として活用するのがベスト だと考えています。 また、株式会社そばに の 佐藤さん の戦略を踏まえ、 効果的なAmazonの活用法を解説します💡 🔹 クラファン → Amazon → 自社ECの流れ Amazonでの成功には 「事前の戦略」 が重要です。そこで クラウドファンディング → Amazon → 自社EC の流れを作るのが有効です。 ① クラファンで立ち上げて、実績とリストを獲得 ・ティザーLPを作成し、5000〜10000のリストを獲得 ・リリース前にステップLINEでお客さんの温度感を高める ・クラファン開始と同時に一気に目標達成を狙う ・その様子をInstagramで実況中継し、SNSでの認知拡大を図る ② クラファンの実績を元にAmazonを立ち上げる ・LINEリストを活用し、Amazon販売開始を告知 ・クーポンや特典を用意して、初速の販売数を確保 ・販売開始1カ月は広告を強化し、狙ったキーワードで上位を狙う ③ 自社ECを立ち上げて、Meta広告やインフルエンサーキャンペーンを実行 ・自社ECでの広告運用とインフルエンサー施策を並行実行 ・自社ECの集客を増やすと、Amazonの売上も20〜30%向上 ・モール(Amazon・楽天)で買いたい層は一定数いるため、適切に流入させる ・指名検索数を増やすことを目標に、ブランドの認知を拡大 ④ ブランドのInstagram・Xの運用を強化 ・Instagram・X(Twitter)での情報発信を強化 ・商品のキーワード戦略を明確化 *どのキーワードで勝つか(キーワードボリューム調査) *ランキング上位のセラーの売上分析 *必要な広告費を試算 ・事前の競合分析をもとに、戦略的にマーケティングを展開 📱 Instagramインフルエンサーの探し方 💡 結論:事務所に頼らず自社でリスト化&DM送付 インフルエンサーキャスティング会社に頼むのは 基本的にオススメしません🙅♂️コストが高い割に ROI(投資対効果)が悪い ためです。 🔹 効果的なインフルエンサー探しの方法 ⒈競合商品の投稿を検索し、投稿しているユーザーをリスト化 ⒉フォロワー数ではなく、発信内容とエンゲージメントを重視 ⒊ハッシュタグ検索を活用し、ターゲット層の投稿をピックアップ ⒋YouTubeやX(Twitter)との併用も検討 🎤 まとめ ✅ 新商品開発は「小さく始めて、大きくする」が基本✅ クラファン → Amazon → 自社ECの流れが効果的✅ Amazonは「単体で売る」のではなく、SNSや広告を絡めた戦略が重要✅ インフルエンサーは事務所経由でなく、自社でリスト化し、DMを送るのが効果的 🌟 これらの施策をうまく組み合わせて、事業の成長につなげていきましょう! 音声はコチラ▶︎