要旨(重要なポイント) ■ビジョン・ミッション・バリュー(VMV)の決め方 ・無理に決めるのではなく、「考え続ける」ことが大事。 ・ひねり出すのではなく、自然と「降りてくる」ことを重視する。 ・企業や大きな組織では統制のために決める必要があるが、1人ECでは柔軟に変化させていけばよい。 ■VMVが考えられない原因と対策 ・「作ることが仕事の大半を占め、語る習慣がない」→ 語る習慣を作る。 ・「問題解決や目指している未来を深く考えられていない」→ これから深めていけばよい。 ・決められないのは当然。考え続けることが大事。 ■VMVを考える3つの視点 1. 社会貢献性 - 自分のブランドが社会にどう影響を与えるか。 2. お客様の幸せ - 商品を通じてお客様にどんな幸せを提供できるか。 3. 自分の好き - 自分がどういう想いで商品を作っているか。 ■EC運営の本質 ・「なんとなく売れた」はNG。「なぜ売れたのか?」を考えないと成長しない。 ・自分の「売る力」を鍛え、仕掛けて売る経験を積むことが重要。 ・1人ECは「独自性」を活かすべき。売れることだけを目的にしない。 ■ブランドのメッセージ性 ・例えば、健康食品の業界では「断食プロテイン」と「栄養プロテイン」の両立は難しい。 ・「どのメッセージを優先するか」を考え、自分の軸を決めることが大事。 ・主語を意識して、具体的な言葉を使うことで、より明確なブランドメッセージを作れる。 ■実践のポイント ・VMVを「今すぐ決める」必要はない。まずは考え続けることが大事。 ・1ヶ月に1回のワークなどで、自分の価値観や生きがいを見直すのも有効。 ・自分のブランドの背景をブログなどで発信すると、共感するファンが増える。 本文(整えた文章) おはようございます!今日もやっていきたいと思います😊今回は、オンラインサロンのメンバーさんからいただいた質問を元に「ビジョン・ミッション・バリュー(VMV)の決めきれない時の対策と考え方」についてお話しします。 VMVが決められないのは当たり前!考え続けることが大事 「VMVを考えるのが難しい」というご相談をいただきました。でも、これはめちゃくちゃ難しいのが当たり前なんです。 今の時代、ただ「良い商品」を作るだけでは売れません。競争が激しくなり、ブランドの「人」や「想い」に共感されることで商品が選ばれるようになっています。だからこそ、「私はどんな人なのか」「どんな想いでこの商品を売っているのか」を考えることが大事なんです。 でも、ここでよくある間違いが「VMVを無理に決めようとする」こと。決めるのではなく、考え続けることが重要です。 例えば、企業の場合は組織の統制が必要なので、明確に決める必要があります。でも、1人ECの場合は決めなくてもいいんです!「今はこう考えている」くらいでOK。 「考え続ける」ことで、自然と自分にしっくりくるVMVが降りてきます。僕自身も、ビジョン「社会の脂肪を減らす」にたどり着くまで、何百日も考え続けました。 VMVを考える3つの視点 VMVを考える時に大事なのは、次の3つです。 1️⃣ 社会貢献性 - 自分のブランドが社会にどう影響を与えるのか?2️⃣ お客様の幸せ - 商品を買ったお客様はどんな幸せを手に入れるのか?3️⃣ 自分の好き - 自分はなぜこの商品を作り、どんな価値を提供したいのか? 特に「お客様の幸せ」は、最初に何十個も書き出すのがオススメです。自分が提供できる価値を具体的に考えましょう! 「なんとなく売れた」は危険!売る力を鍛えよう なんとなくSNSや広告をやっていたら売れちゃった、という経験はありませんか?実はこれ、めちゃくちゃ危険です⚠️ 「なぜ売れたのか?」を理解していないと、環境が変わったときに対応できません。一時的に売れても、その後の戦略が立てられず、売れなくなった瞬間に詰んでしまいます。 だからこそ、「自分が仕掛けて売った」という経験を積むことが大事!「売れたらいい」ではなく、「売るためにどうすればいいか?」を考えながらECを運営しましょう。 ブランドのメッセージを明確にしよう ブランドメッセージを決める時に大事なのは、「主語を意識すること」。例えば、「社会の脂肪を減らす」という言葉は、主語が「社会」なので、さまざまな解釈ができます。一方で、「毎日生き生きとする」という言葉は、主語があいまいなので、人によって解釈が変わります。 より具体的な言葉を選ぶことで、ブランドのメッセージが伝わりやすくなります💡 VMVは「決める」ではなく「考え続ける」 「決めなきゃいけない」と思うと苦しくなりますよね?でも、決める必要はありません。考え続ければOKです🙆♂️ 例えば、「自分のブランドが社会にどう影響を与えるのか?」を考えることで、よりお客様に刺さるメッセージが生まれます。自分の価値観を明確にすることで、ファンがつき、ブランドの強みになります。 まとめ ✅ VMVは無理に決めるものではなく、考え続けるもの✅ 「社会貢献性」「お客様の幸せ」「自分の好き」の3つの視点を持つ✅ 「なんとなく売れた」ではなく、「どう売るか」を考えることが重要✅ ブランドメッセージを明確にするために、主語を意識する VMVを考えることは、ブランドの価値を高め、お客様とのつながりを深めるためにとても大切です✨まずは気軽に、今の自分の考えを書き出してみてくださいね! もし質問や感想があれば、ぜひシェアしてください🙌それでは、今日もありがとうございました! 音声はこちら▶︎