✅要旨まとめ ・初回の値引きキャンペーンは「ナンセンス」とは限らない。 お客様に感謝の気持ちを伝えるためなら、値引きは有効な手段にもなりうる。 ・「割引=ダサい」は一概には言えない。 納得のいく理由があれば、戦略的に使って問題なし。 ・顧客をセグメント管理するならShopifyのタグ機能を活用すべき。 購入者に限定クーポンや特典を配信するのも容易。 ・値引きのデメリットも存在する。 割引価格でしか買いたくない客が増える可能性あり。 ・施策は「人間関係の延長」として考えるべき。 一般論ではなく「自分がどうしたいか」が重要。 ・初期段階では割引は有効な手段になることも多い。 口コミが広がる前の導入としてあり。 ・リピーターや大口購入者への還元は「おまけ」や「体験」も検討を。 オフ会や手書きメッセージなどが喜ばれやすい。 ・値上げはしれっとやらず、繰り返し丁寧に告知を。 信頼関係を築くうえで重要。 ・f1→f2→f3(リピート段階)へ引き上げる施策が大切。 クーポンやリスト活用で継続購入を促す。 ・楽天・Amazonなどモール出店者はリスト取得が困難。 LINEや広告などを使った自社誘導の工夫が必要。 ✏️整文本文 こんにちは😊今回は「サイト立ち上げ時に値引きキャンペーンはすべきか?」というテーマについてお話しします。 🎯ご相談の内容 サロンメンバーさんからのご質問です: ECサイト公開前から応援してくれている方々に感謝の気持ちを伝えたい。でも、ローンチ直後に値引きキャンペーンを出すのはナンセンスかも…。そこで、初回は通常価格で購入してもらい、次回以降にクーポンやプレゼントを用意しようと思っています。この施策、どう思いますか?どうやって対象者を区別して配布すればいいでしょうか? 💡僕の見解 結論から言えば…どちらでもOKだと思っています😊大切なのは「感謝をどう届けたいか」。その気持ちがあれば、初回値引きも十分アリです。 🎁「ナンセンス」の真意 「値引きで売るのはダサい」という考えもわかりますが、きちんとした理由があるならOKです。 たとえば: ・初期応援者への感謝として ・認知拡大のための初動施策として ・LTVを高めるための導入として これらの意図があるなら、値引きは「ナンセンス」どころか戦略的だとすら言えます💡 🛠セグメントの分け方(Shopifyの場合) Shopifyではタグ機能で簡単にセグメント管理が可能です✨ ・購入者にタグを付ける ・タグ付きの人へクーポンやメールを配信 ・LINE連携でも配信可能 とてもシンプルです! ⚠️値引きの注意点 ・値引き目当ての「テイカー」なお客様が集まりやすい ・割引価格じゃないと買わなくなる人も一定数いる …という側面もあります😢これは避けられない側面なので、割引をする際は**「どういう人に届けたいか」**を意識することが大切です。 🧠大切なのは「自分の意志」 EC運営は人間関係の延長です。「他社がどうだから」ではなく、自分がどうしたいかを軸に考えましょう。 キャンペーン施策も一般論ではなく、あなたのブランドの世界観に沿って決めるべきです👍 🌱初期フェーズでの割引はアリ 誰も知らない、口コミもない――そんな時は「買う理由」が必要です。割引はその一つの手段になり得ます。 💌リピーターへのインセンティブは? クーポンや割引ももちろん効果がありますが、意外と**「おまけ」や「特別体験」**の方が喜ばれることも。 ・手書きのメッセージ ・限定オフ会 ・オリジナルグッズ など、関係性を深める手段として考えてみてください✨ 📈値上げは「しれっと」ではなく、丁寧に! リピート客が不信感を抱かないよう、値上げは事前に何度も案内しましょう。 1ヶ月前からメルマガで繰り返し伝えるのがおすすめです。 🧾f1→f2→f3への引き上げを意識する お客様が「3回購入」に至るとLTVが大きく向上します。そのためには、f0(未購入)・f1・f2の各段階に応じてクーポンやフォロー施策を打つことが効果的です。 🛍モール→自社ECへの導線づくり 楽天やAmazonではリストが取れず悩む方が多いですが… ・ブランド名検索に対してリスティング広告を出す ・LINE登録特典を活用して自社ECへの導線を設ける といった手法は有効です👌 🌸手書きは「本当に」手書きで! コピーは一瞬でバレます…💦だからこそ、本物の手書きメッセージは強力な差別化になります。 📣SNSでの交流は目的次第 いいね周りは「認知のため」であればOK。ただし、プライベート感の強い投稿には慎重に。お客さんとの関係性を壊さないように配慮するのがベターです。 💬最後に 施策を選ぶときは、ぜひこう考えてみてください。 この行動は、どんな人間関係を築きたいか?に合っているか? EC運営は「一般論」よりも「個別の意思決定」が成功を分けます。 音声はこちら▶︎