20250818 塾生でAi活用方法を共有する会

お盆明けのEC事情 お盆が終わり、世の中は通常モードに戻ってきました。ミウラタクヤ商店では13〜15日の売上が大きく落ち込み、「明確に数字が下がっている」と感じるほどの状態でした。ですが16日以降は少し復調。8月全体としては厳しさもありますが、ここからしっかり数字を取りに行こうと考えています。 同じように、みなさんの事業も「お盆明けのリズム」に合わせて再スタートのタイミングなのではないでしょうか。 今回のテーマ：AI活用の共有会 先日の配信で「他のEC事業者がどんな風にAIを使っているのか知りたい」という声をいただきました。自分自身の活用法を話す機会はありましたが、他の方の事例を聞くことは少なかったので、今週は「AI活用共有会」と題してお届けしました。 Instagram運用、LINE活用、メタ広告改善など、あらゆる場面でAIをどう取り入れているのか。リアルな声が集まりました。 僕自身のAI活用 僕が最も使っているのは ChatGPT です。検索するよりも先にChatGPTに聞くことが多く、特に以下のような場面で大活躍しています。 ・商品ページやブログ、メルマガの文章作成 ・レビューを解析してお客様のニーズを抽出 ・SNSやX（旧Twitter）でのエゴサ結果を分析し、顧客インサイトを深掘り AIから出てきたアウトプットが微妙な時もありますが、諦めずに何度も質疑応答を繰り返すと、精度がぐっと上がります。これがAI活用の最大のポイントだと感じています。 参加者のリアルなAI活用事例 今回の配信では、多くの参加者から興味深い事例が共有されました。その一部を紹介します。 ・画像生成MidjourneyやGensparkを活用して広告バナーや商品画像を作成。簡易的な画像はChatGPTでも十分対応できる。 ・学術的リサーチサプリや化粧品の開発には「Consensus」や「Scispace」といったリサーチ系AIを活用。論文ベースの情報を効率よく収集。 ・ブログ制作iPhoneのボイスレコーダーで音声を録音し、自動文字起こしからChatGPTに投げてブログ化。散歩中のアイデア出しにも最適。 ・クレーム対応メールお客様対応にChatGPTを活用。特にクレームの返信文は「丁寧さ」と「感情の抑制」が重要で、AIに下書きを任せることで心理的負担を軽減。 ・契約書や補助金申請契約リスクの洗い出しや、補助金申請書類の作成支援にも活用。「行政側もAIを使えばいいのに」という声もありました。 ・SNS運用ペルソナ設計から投稿内容の提案までAIに任せることで、作業を効率化。特にXのコメント収集＆分析はインサイト獲得に有効。 ・広告運用メタ広告の管理画面スクショをChatGPTに解析させて改善点を抽出。初心者でも的確なスタートが切れる方法として注目。 AI活用で広がる可能性 AIは「仕事を奪う存在」ではなく、単純作業を自動化し、新しい挑戦に時間を割けるようにする存在です。実際に、参加者の皆さんも「空いた時間で新しいことを始められる」と前向きに捉えていました。 AIは万能ではありません。過去データに基づいた回答が中心で、現場判断や相場観といった「経験に基づく勘所」はまだ人間にしかできません。だからこそ、「便利な電卓」「文章を代筆してくれる相棒」として活用するのが現実的で効果的だといえます。 まとめ 今回の共有会で改めて分かったのは、ChatGPTを中心に、それぞれの事業スタイルに合わせてAIを柔軟に使い分けているということ。 ・レビュー解析 → 顧客インサイト発見 ・音声文字起こし → ブログ記事化 ・スクショ解析 → 広告改善 ・研究支援 → 商品開発 ・文章生成 → クレーム対応や申請書類 「AIで何ができるか」ではなく、**「自分の事業にどう組み込むか」**が成果を分けるポイントになりそうです。 音声はこちら▶︎

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