今日は、これから三浦が作っていきたい商品について話します。 最近、あらためて商品開発について考えています。 去年も新商品をいくつか作りました。インフルエンサーさんに協力していただいた商品もあり、売上が大きく伸びたものもありました。 ただ、正直に言うと、僕の中ではずっとしっくりきていませんでした。 商品として悪いわけではありません。買ってくださったお客様もいますし、リピートしてくださっている方もいます。 でも、僕自身が心の底から、 「これは毎日使いたい」「これは自分の生活に絶対必要だ」「これは自信を持って共有したい」 と思えていたかというと、少し違ったんです。 ここが、去年の商品開発の反省点でした。 ## 新商品を作ることが目的になっていた 去年の僕は、どこかで「新商品を作らなければ」と思っていました。 お客様の声を聞いて、 「これも売れるかもしれない」「こういう成分も需要があるかもしれない」「このジャンルなら伸びるかもしれない」 と考えて商品を作っていました。 でも、よく考えると、そこに自分自身の強い実感がなかったんです。 たとえばクレアチンのサプリメントも作りました。クレアチン自体は良い成分ですし、必要な人には本当に良いものだと思います。 ただ、僕自身は普段ほとんど飲みません。 なぜなら、僕の中では栄養補給の基本として、すでに結論が出ているからです。 EATHACKと、僕が作っているサプリメント。 この2つを飲んでいれば、僕の中ではかなり基本的な栄養補給はできると思っています。 だから、そこにさらにクレアチンを足したいとか、カフェインを足したいとか、そういう欲求が僕自身にあまりなかったんです。 もちろん、それらを必要とする人はいます。 でも、僕が毎日使いたいものではなかった。 ここが、すごく大きかったんです。 ## 僕が作りたいのは「商品」ではなく「経験の共有」だった 最近になって、ようやく気づきました。 僕が本当にやりたいのは、ただ物を売ることではありません。 自分が体験して、 「これはめちゃくちゃ良かった」「これは生活が変わる」「これはもっと多くの人に知ってほしい」 と思ったものを共有することです。 商品開発というより、経験共有です。 自分の生活の中で本当に良かったものを作り、それをお客様に提案する。 その商品を通じて、食習慣や運動習慣が少し変わる。 その結果、自分の体に興味を持つ人が増える。 僕がやりたいのは、たぶんそこなんです。 ## ミウラタクヤ商店は、健康のきっかけを売るお店にしたい ミウラタクヤ商店は、健康をテーマにしたお店です。 健康を改善するために、まず大事なのは大きく2つです。 食習慣と運動習慣。 この2つを変えることです。 ただ、僕が目指しているのは、ボディビルダーになりましょうとか、超ストイックな予防医学をやりましょうということではありません。 もっと手前です。 少し歩く。少し栄養を意識する。少し体を動かす。少し自分の体に興味を持つ。 そういう小さなきっかけを作りたいんです。 僕自身、2018年にダイエットをして、体が大きく変わりました。 体重が落ちたことも大きかったですが、それ以上に体調が良くなりました。 集中して働ける時間が増えました。 その年に、初めて年商1億円を達成しました。 もちろん、体調が良くなったことだけが理由ではありません。 でも、体の調子が良くなると、仕事のパフォーマンスは本当に変わる。 これは自分の実感として強くあります。 だから僕は、ダイエットだけではなく、体の機能を上げること、毎日のパフォーマンスを上げることをもっと伝えていきたいと思っています。 ## ダイエットだけではなく、体を整える方向へ これまでミウラタクヤ商店は、ダイエット文脈で発信してきました。 それは分かりやすいからです。 広告としても伝わりやすい。 お客様にも届きやすい。 でも、僕が本当にやりたいのは、実はダイエットだけではありません。 体を整えること。 食習慣を整えること。 運動習慣を作ること。 そして、自分の体に興味を持つ人を増やすことです。 僕も今年42歳になります。 34歳の頃にダイエットを始めたときとは、伝えられることも変わってきました。 40代だからこそ話せることがある。 40代だからこそ、健康や体の変化について説得力を持って伝えられることがある。 そう思っています。 ## これから作りたい商品 今、作りたい商品がいくつかあります。 まず、日本国内で進めているものとしては、クラフトコーラと大豆チップスです。 クラフトコーラは、休肝日のための飲み物のような位置づけで考えています。 お酒を飲まない日でも、ちょっと満足感がある。 ただの炭酸水ではなく、気分が上がる。 そういうものにしたいと思っています。 もうひとつが大豆チップスです。 お酒を飲むときのおつまみとしても使えるし、普通のお菓子よりも罪悪感が少ない。 でも、健康食品っぽすぎず、ちゃんと美味しい。 そういうスナック菓子を作りたいと思っています。 そして、中国製造も含めて検討している商品があります。 大きくは、ベアフットシューズ、ラッキングリュック、ケトルベルです。 ## ベアフットシューズを作りたい まず作りたいのが、ベアフットシューズです。 ベアフットシューズとは、簡単に言うと裸足に近い感覚で歩ける靴です。 今の靴はクッション性が高すぎるものが多いです。 もちろん、それが悪いわけではありません。 でも、人間の足が本来持っている機能を使いづらくしている面もあると思っています。 足裏で地面を感じる。 足の筋肉を使う。 歩くことそのものが、ちょっとした運動になる。 そういう体験を、もっと一般の人にも届けたいんです。 僕自身、今ベアフットシューズを履いて歩いていますが、かなり感動しています。 裸足で歩く感覚と、スニーカーで歩く感覚のちょうど中間。 足は守られているけれど、地面を感じられる。 これがすごく気持ちいいんです。 トレイルランニングをする人や、体のことに詳しいトレーナーさんの間では知られていますが、まだ一般にはそこまで広がっていません。 だからこそ、ミウラタクヤ商店のお客様に提案したいと思っています。 「歩くだけで、体を使う感覚が変わる」 これを伝えたいです。 ## ラッキングリュックを作りたい 次に作りたいのが、ラッキングリュックです。 ラッキングとは、重りを背負って歩くトレーニングです。 アメリカの特殊部隊などでも行われているような運動で、シンプルに言うと、重たいものを背負って歩く。 これだけです。 でも、これがすごく良いんです。 普通に歩くだけでは負荷が足りない人でも、リュックに重りを入れて歩くことで、かなり運動になります。 僕自身、毎日5kmくらい歩いています。 週7で歩くので、1か月でかなりの距離になります。 そこに少し負荷を足すだけで、ウォーキングが一気に運動になる。 ただ、特殊部隊みたいなベストを着て街を歩くのは、かなり恥ずかしいんです。 僕もやっていましたが、明らかに体格が変になります。 近所の人に、 「三浦さんの旦那さん、また何かやってる」 と思われる感じになります。 なので、もっと自然に使えるリュックにしたい。 街中で使えて、でも中に重りを入れられて、歩くだけで運動になる。 そんなラッキングリュックを作りたいと思っています。 ## ケトルベルを作りたい もうひとつ作りたいのが、ケトルベルです。 ケトルベルは、やかんのような形をした重りです。 これを振り回すように使うことで、お尻や太ももの裏、体幹をかなり使います。 最近、僕もケトルベルにハマっています。 筋肉を大きくするというより、筋力を上げる。 もっと言うと、体をちゃんと使えるようにする。 これがケトルベルの良さだと思っています。 去年、かなり真面目に筋トレをしました。 プロテインも飲みましたし、クレアチンも飲みましたし、アミノ酸も試しました。 でも、思ったほど筋肉がつかなかったんです。 そこで少し絶望しました。 「あれ、俺、筋トレ向いてないかも」 と思いました。 ただ、筋肉を増やすことだけが目的ではなく、筋力を上げる、体を使えるようにするという考え方なら、すごくしっくりきたんです。 ケトルベルは、その考え方にかなり合っています。 家で短時間でできる。 お尻や太ももなど、大きな筋肉を使える。 心拍数も上がる。 これは、かなり良い商品だと思っています。 ## 商品開発の基準は「一生使うかどうか」 今回、商品開発について考えていて、自分の中でひとつ基準が見えました。 それは、 「これは一生使うかどうか」 です。 ベアフットシューズは、たぶん一生使います。 ケトルベルも、一生使えます。 ラッキングリュックも、日々の運動習慣に組み込めるなら長く使えます。 こういう商品を作りたいんです。 一時的に売れるものではなく、生活に入るもの。 買って終わりではなく、使い続けることで体験が変わるもの。 そして、その体験を僕自身が語れるもの。 ここがすごく大事だと思っています。 ## 僕の強みは、商品を売ることではなく、伝えること 僕は、自分で言うのもあれですが、プレゼンテーションやコンテンツを作ることは得意だと思っています。 商品について、 なぜこれを作ったのか。どう使えばいいのか。どんな体験があるのか。なぜ今これを提案したいのか。 そういうことを伝えるのが好きです。 そして、お客様とコミュニケーションを取りながら、少しずつ理解してもらうのも好きです。 だから、僕がやるべき商品開発は、スペックだけで売る商品ではないと思っています。 体験を共有できる商品。 生活提案ができる商品。 お客様と一緒に使い方を育てていける商品。 そういうものが向いていると思っています。 ## 大手と戦うためには、ライフスタイルを提案するしかない 小さなブランドが大手と戦うには、価格や製造力では勝てません。 大手は資本力があります。 人もいます。 製造力もあります。 値引きもできます。 だから、同じ土俵で戦ったら負けます。 でも、小さなブランドには小さなブランドの戦い方があります。 それは、ライフスタイルを提案することです。 自分たちの考え方を伝えること。 お客様と関係性を作ること。 商品だけではなく、使い方や考え方まで届けること。 これができれば、大手とは違うポジションを取れます。 僕がやりたいのは、まさにそこです。 ## EATHACKも、ただのプロテインではない 最近、言葉の使い方も見直しています。 僕はよく、 「EATHACKというプロテインを作っています」 と言ってしまいます。 でも、本当はもうこの言い方をやめたいと思っています。 EATHACKは、僕の中ではただのプロテインではありません。 栄養の論理に基づいて、必要な栄養素を設計した飲み物です。 ダイエット中に、カロリーを抑えながら栄養を確保するためのものです。 だから「プロテイン」という言葉だけで片付けると、少し違う。 もちろん、分かりやすさのためにプロテインと言ってきました。 でも、これからはもっと正確に伝えたい。 EATHACKは、体を整えるための基礎栄養食のような存在だと思っています。 ## 運動習慣も、もっと提案していきたい 食事だけではなく、運動も大事です。 ただ、運動といっても、いきなりジムに行きましょうとか、ハードな筋トレをしましょうという話ではありません。 まずは歩く。 ラジオ体操をする。 ストレッチをする。 少し心拍数を上げる。 それだけでも体は変わります。 最近、僕は動的ストレッチにも興味があります。 調べていくと、ラジオ体操ってかなり良いんです。 昔からあるものなので軽く見ていましたが、ちゃんと考えると、あれはかなり優れた運動です。 体を動かす準備にもなるし、筋肉の出力を上げることにもつながる。 こういうことを知ると、運動の見え方が変わります。 僕自身も、今まさに体について勉強している最中です。 栄養について学んでEATHACKを作ったように、これからは体の使い方について学びながら、新しい商品を作っていきたいと思っています。 ## 健康を、もっと日常に近づけたい 健康というと、どうしても重たくなります。 ストイックにやらなきゃいけない。我慢しなきゃいけない。毎日頑張らなきゃいけない。 そう思われがちです。 でも、本当はもっと日常に近いものでいいと思っています。 ちょっと歩く。ちょっと良い靴を履く。ちょっと重りを背負ってみる。ちょっと栄養を意識する。ちょっと体を動かす。 それだけでも、生活は変わります。 そして、体が変わると、仕事も変わります。 気分も変わります。 自分のことを少し好きになれます。 僕は、そういうきっかけを作るブランドにしていきたいです。 ## まとめ これからのミウラタクヤ商店は、ただダイエット食品を売るお店ではなく、体を整えるきっかけを共有するお店にしていきたいと思っています。 EATHACKやサプリメントは、食習慣を整えるための土台です。 そしてこれからは、ベアフットシューズ、ラッキングリュック、ケトルベルのように、運動習慣を作るための商品にも挑戦していきたい。 まだ製造の壁もあります。 サイズ展開や在庫管理の問題もあります。 靴は返品やサイズ交換も大変です。 正直、めちゃくちゃ面倒くさいことも多いと思います。 でも、やってみたいんです。 なぜなら、自分が本当に使いたいから。 自分の生活に入っているから。 そして、お客様にも共有したいと思えるから。 商品を作るというより、体験を共有する。 これが、これからの僕の商品開発の軸です。 音声はこちら▶︎