0からECを始める人へ。最初に“ブランド”を作るな、まず転売しろ 「ECで独立したい」「いつか自分のブランドを持ちたい」この相談、僕は本当に何度も受けてきました。 で、結論から言うと——0からECを始めるなら、いきなりブランドを作らない方がいい。まず転売でいい。今日はその理由を、昨日の相談事例をベースに話します。 相談内容:アトピーを改善する商品を作りたい 昨日相談してくれた方は、元サロンメンバー。今は会社員で、副業から始めて2〜3年で独立したい、という明確な目標がありました。 やりたいことは「アトピーの悩みを解決する商品を作りたい」。 この時点で僕が思ったのはシンプルで、“ドラッグストア系(サプリ・コスメ系)で通販から食うのは、正直めちゃくちゃ難しい”ということ。 もちろん、アトピー向けの繊維を使ったアパレルなど、方向転換の可能性はある。でもその人の経験値やリソースを見た時に「3年で独立」を実現する道としては、遠回りになりやすいと感じました。 話をぶった切って「趣味」を聞いたら、勝ち筋が出てきた そこで僕は、話をガラッと変えました。 「趣味、何ですか?」 返ってきたのが、バイク。しかも昔はハーレーダビッドソンに乗ってた。さらに、YouTubeもやっていて登録者500人。動画によっては10万再生クラスもある。 僕はここで確信しました。 それ、そっちで勝てる。好き×熱量×既に実績がある領域を伸ばした方が、現実的に早い。 しかも話を聞くと、知り合いの先輩が「バイク用の溶剤(洗車系)」を扱っていて、売れてるのにネット販売が弱い。つまり、売る商品もある。 だから僕は言いました。 ・まずバイク系の発信を復活 ・溶剤を“売らせてもらう”交渉をする ・転売で利益を作りながら、コンテンツで伸ばす この流れが一番スムーズです。 なぜ「最初は転売でいい」のか ECって、難しく語られがちです。 Shopify、BASE、楽天、Amazon、LP、広告…でも本質はもっと単純で、 安く仕入れて、高く売る。これだけです。言い方悪いけど、所詮、転売なんですよ。 だから、最初から ・ロットを積んで ・ブランド作って ・在庫に50万突っ込んで みたいに“事業っぽく”始めると、視野が狭くなる。 だったら最初は、極端な話、 ・メルカリで売ればいい ・まず1個売って利益が出る体験を作ればいい 利益2000円の商品を100個売れば20万。1000個で200万。まずはこの「利益が出る」感覚を掴むのが先です。 実例:僕のEC初月の売上、いくらだと思いますか? 答えは、3000円。 3000円のナイトブラを1個売ったのが最初です。利益はたぶん1500円くらい。 でも、あの瞬間の「売れた」は今でも覚えてる。小さいけど、あれがスタートです。 最初から10万売れる人なんて、ほぼいません。だから、最初は小さくていい。むしろそれが普通。 もう1個の気づき:「我慢して手放したもの」が資産になる 昨日の話で面白かったのがこれ。 その人は、子どもが生まれてお金が必要になって、バイクを手放した。でも今でも夢に見るくらい乗りたい。 僕は言いました(もちろん自己責任の前提で)。 買えばいいじゃないですか。 なぜか? ・それだけ好きなら、発信が続く ・発信が続くなら、集客ができる ・集客ができるなら、物販が生きる つまり、我慢して手放したものには熱量が宿ってる。その熱量が、コンテンツ資産になっていくんですよね。 これは会社員の人ほど刺さる話だと思います。 まとめ:0からECを始める人が注意すべきこと 最後に今日の要点をまとめます。 ① いきなりブランドを作るな。まず転売でいい ECの本質は「安く仕入れて高く売る」。最初からロットを積んで背負う必要はない。撤退できる形で動け。 ② 好き・熱量のある領域を掘れ 発信が続かないと、集客は積み上がらない。「手放したけど本当は好きだったもの」には、勝ち筋が眠ってることがある。 ③ お金を出す=ショートカット、という正解もある ロットを積むのが悪いわけじゃない。追い込まれることで売り切れる人もいる。ただ、0から始める人は“背負う前に試す”が安全。 音声はこちら▶︎