こんにちは、三浦です。今回は、メタ広告の「強化月間・強化週間」ということで、広告運用の“検証”についてお話ししたいと思います。 「検証しよう」が口癖になっていませんか? よく「検証して改善しましょう」と言われますが、実際には「そもそも検証の前提が整ってない」ケースが多すぎます。 ・キャンペーン:1つ ・広告セット:1つ ・バナー:1〜2枚 この状態で「検証」って、できると思いますか?残念ながら、できません。 広告の検証に必要なのは、“比較”です。最低限、バナー3〜5枚、コピーの訴求軸も変えて入れてみる。そして反応に差が出たら、そこから仮説検証です。 「まず何を見たらいいの?」に答えます じゃあ、何をどう見たらいいのか。まず、メタ広告の管理画面で項目のカスタマイズをしましょう。 以下の指標は必ず入れてください: ・消化金額 ・結果数(=購入などの成果) ・結果の単価(CPA) ・ROAS(広告費に対する売上比率) ・クリック数 / ユニーククリック数 ・CTR(クリック率) ・カート追加数 / チェックアウト開始数 ・購入件数 / 購入金額 特に最初は「結果の単価(CPA)」と「ROAS」を重視して、成果が出ているのか?を見ましょう。 コンバージョンが出ないときは中間指標をチェック! コンバージョン(購入)が出ていないからといって、すぐに「ダメだ」と切り捨てるのはNGです。 まず見るべきは「カート追加」の件数。 例えば: ・購入件数:0 ・カート追加:5件 ・チェックアウト開始:4件 これ、検討中の可能性大です。 逆に、 ・購入:0 ・カート追加:0 ・CTR:0.7% これは完全アウト。広告止めましょう。 バナーは“反応が偏る”のが面白い たとえば、同じプロテインの広告でも、 ・「栄養が摂れるプロテイン」 ・「ファスティング用プロテイン」 ・「プチ断食プロテイン」 と言い方を変えるだけで、CTRやカート追加に大きな差が出ます。ここが広告コピー・クリエイティブの“伸びしろ”です。 配信が偏ってるバナーがあったら、何が良かったのか?を要素分解して再検証しましょう。 パートナーシップ広告、めちゃくちゃ良いです ここから後半は、最近激推ししてる**Instagramの「パートナーシップ広告」**について。 これは: ・インフルエンサーが自分の投稿で商品を紹介 ・その投稿を、こちらが広告費を出して配信できる というメニューです。 で、結論から言うと…自分で広告作るよりもCPAが3〜5割低くなるケースが多いです。 影響力≠フォロワー数。動画制作スキルに注目! 僕が注目してるのは、フォロワー2000〜5000人の“これからのインフルエンサー”。 ・動画制作スキルが高い ・商品理解がある ・納得感あるストーリー構成 この人たちに商品提供 or 制作費1万円渡して動画を作ってもらう → それをパートナーシップ広告で回す。 これだけで、自作より圧倒的に成果が出るんですよね。 リーチは「信頼」×「広告配信」で取りに行く Instagramのフォロワーは、意外とそのインフルエンサーの投稿を見れてない。でも、広告配信で強制的に見てもらえる。 つまり、 「信頼されてるインフルエンサーの投稿」×「広告リーチ」=超強い。 ってことです。 まとめ:広告で成果を出したいなら「比較→仮説→再検証」 広告運用は、正解があるようでありません。でも「比較して仮説を立てる → 再検証する」の繰り返しが、必ず結果に繋がります。 ・同じCPAでも、利益率で見ればOKかNGか変わる ・カート追加があれば様子見もあり ・CTRが低すぎるなら即停止&再チャレンジ そして、クリエイティブに悩んだら「インフルエンサー×パートナーシップ広告」に頼るのも、全然アリです。 最後に メタ広告、難しいようでやり方さえ掴めば成果出ます。もしわからなければ、僕のYouTubeや過去のブログでも詳しく話してますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね! 音声はこちら▶︎