こんにちは。 今日は「影響力とは何か?最近のSNSやECで感じる手応えとその難しさ」についてお話しします。 最近、色々な施策を打っても"反応がない"という感覚を抱くことが増えました。例えば、LINEの開封率は確実に下がっています。昨年12月と今年5月を比較しても、10~15%程度落ち込んでいる印象です。 ところが、LINE経由の売上は立っている。つまり"開かれないけど、買っている人は買っている"。これは明確に、ユーザーの"極端化"が進んでいる証拠だと感じます。 興味のあるものしか見ない世界へ 今の消費者は、興味のあるものには反応するけれど、ないものには徹底的に無関心。その極端さが、LINEやInstagram、YouTubeなどの反応にも如実に表れているように感じます。 昔は"なんとなく見てくれていた層"が一定数いましたが、今はその層がほぼ消えた印象です。反応があるのは"興味を持ってくれている層"のみ。 ファネル設計の重要性 ここで大事なのが、改めての"ファネル設計"です。 ・認知(まず知ってもらう) ・交流(興味を持って関わってもらう) ・購入(クロージングしてもらう) この流れを意識した動きができているか?が極めて重要だと再認識しています。昔はLPを見せて、なんとなく興味持ってくれて購入、という流れも成立しましたが、今は"認知"の獲得そのものが本当に難しい。 認知のきっかけは"企画力"と"共感" 認知を得るには、商品単体ではなく"誰にどんなきっかけで届けるか"が重要。 今回、あるインフルエンサーの方と連携したことで、コンバージョン率が大きく向上しました。ですが、ここで言いたいのは"インフルエンサーを使おう"という話ではなく、認知を生む"きっかけの企画"が必要だということ。 さらにメタ広告(InstagramやFacebook)でも、"2番手・3番手の見込み客層"を見つけてナーチャリングする流れが構築できる設計が強くなっています。つまり、"企画+導線設計"が重要になってきているんです。 SNS運用は、"好き"が前提 SNSを伸ばすには、そのメディア自体を"好き"になる必要があります。InstagramやTwitter、YouTube、それぞれ面白さの感じ方が違います。 自分がそのメディアをどう楽しめるか?を意識することで、自然に投稿にも熱が入るし、ユーザーとの距離も縮まります。 コミュニティと感情のリレーをつくる 今後は、商品やLPだけではなく、体験や世界観が伝わるコンテンツが必要です。実際にミニイベントやワークショップなど、オフライン施策も絡めてコミュニティを作ることで、顧客との接点が増え、感情のリレーが生まれます。 「面白そう」「行ってみよう」「買ってみよう」 この流れを作るのが、今の時代のブランドの在り方なのかもしれません。 最後に 今のECやSNSは、簡単ではありません。でも"きっかけ"を作れば、しっかり反応が返ってきます。 大切なのは、熱狂・変愛・コミュニティ。 そのうえで、ファネル(認知→交流→購入)を意識した企画を丁寧に積み上げること。 僕自身も、まだまだ発信が足りていない部分が多いので、これからセミナーやライブ配信を通じてもっと多くの方と関わっていきたいと思っています。 「誰に、どう届けて、どう振り向いてもらうか?」 この問いに本気で向き合って、これからも実践を積んでいきます! ご覧いただきありがとうございました。 音声はこちら▶︎