こんにちは!今回はオンラインサロン内で開催した「EC添削会」の内容をまとめてご紹介します。各ショップの実例に基づいて、「なぜ売れないのか?」「何を直せばいいのか?」を赤裸々にお伝えしています。 「添削が集まらない理由」に気づいた話 正直な話から。添削会を開催するたびに「全然依頼来ないな…」と不思議に思っていたんですが、ある日ふと「前日にリマインドしてない!」ことに気づきました。で、夜に「明日やります」と一言送っただけで一気に依頼が殺到。大事なのは"言い方"じゃなくて"タイミング"ですね。 トップページで売上が決まる。その理由 僕がよく言うのが、 ・「トップページにはもっと情報を載せろ」 ・「メディアに寄せろ」 ・「動画を入れろ」この3点です。 トップは「ブランドの第一印象」。それが曖昧なままだと、どれだけ商品が良くても買ってもらえません。 【実例①】RCラジコン専門店の改善ポイント 気になった点 ・「大人の趣味」という表現が抽象的で伝わらない ・トップ画像の文字が商品と被って読めない ・問い合わせ窓口がLINEとフォームで分かれており混乱を招く 改善アドバイス ・「大人の趣味」ではなく「大人のラジコン趣味」など具体性あるワードに ・トップに“何のサイトか”が一瞬で伝わる言葉を追加 ・お問い合わせはLINEに一本化して対応効率アップ 【実例②】ロールオンアロマ「はぎわらさん」のサイト 良かった点 ・デザイン・動画・情緒表現すべてが非常にハイレベル ・商品の世界観とプロダクトがマッチしている 改善アドバイス ・ファーストビューに「これは何の商品か」を明記 ・動画がPC向けの画角になっているので、スマホ対応も検討 ・開発者(精神科医)であるはぎわらさんの存在をもっと前面に出す ・メタ広告を運用するならピクセルの埋め込みもマスト 【実例③】オーガニックハーブティー「くらたさん」 良かった点 ・世界観の作り込み、構成の流れ、ビジュアルが◎ 改善アドバイス ・著名人や本人など“人”を登場させて信頼性を補強 ・一般論ブログ(例:ハーブティーの効能)は基本読まれない ・属人性のあるストーリーや体験談に絞った記事にする 【実例④】アクセサリーブランド「ChooMia(ちゅんみ)さん」 課題点 ・ファーストビューで何のサイトか分かりづらい ・商品一覧が先に出てきてしまい、“買う理由”が伝わってこない 改善アドバイス ・着用イメージのInstagram投稿や動画をページ上部へ ・購入理由(アレルギー対応・雑誌掲載など)をしっかり明記 ・「順番」を変えるだけで離脱率は大きく変わる! 【実例⑤】レザークラフト素材の専門店 気になった点 ・トップページの順序が分かりづらく、目的別導線が弱い ・クリックしないと情報がわからない仕様が多くストレス 改善アドバイス ・「サイズから探す」「種類から探す」など目的別の導線を明確に ・トップページにももっと説明や商品情報を盛り込むべき 【実例⑥】革製品グッズ販売「荒川さん」 ポイント ・ロゴがぼやけている、キャッチが曖昧など“もったいない”印象 改善アドバイス ・ターゲットが誰か明確にし、その人に刺さる表現をトップに ・「軽やかに暮らしを彩る」ではなく「手ぶらで出かけたい人に最適」など具体的に ・商品名は「英語×抽象ワード」ではなく、「使い方×用途」を含めるとベター 例)× Minimal Wallet → ○ 小銭とカードが一緒に入る薄型財布 総まとめ:属人性と構成で“売れるEC”に変わる! どのサイトにも共通して言えるのは以下のポイント: ・トップページは“買う理由”を伝える場所 ・ストーリーやアバウトページは見られていない=伝わっていない ・一般論のブログより、あなたの体験や想いを語ってほしい ・商品名・説明文は「検索される・クリックされる」言葉にこだわるべし 最後に:感想ぜひください! 今回の添削会、初めてこのスタイルでやってみましたが、参加者以外の方にも役立つ気づきがたくさんあったと思っています。もし「自分にも当てはまった」「こういう添削もっと見たい」などありましたら、ぜひラジオ部屋にて感想を教えていただけると嬉しいです! 音声はこちら▶︎