Instagram DM戦略で広告効果を倍増させた話 〜赤字危機からのV字回復ストーリー〜 序章:広告全盛期から一転、売上半減の危機 2022年、メタ広告の運用は絶好調。毎月1.5倍ペースで売上が伸び、月商900万円を突破。「このまま1,000万、いや1億も見える」と思った矢先、AppleのiOSアップデートによるターゲティング精度低下が発生。翌月には売上が一気に500万円へ急降下しました。 必死の改善も実らず 広告クリエイティブを量産し、LP改善も徹底。しかし半年間頑張ってもCPA(顧客獲得単価)は下がらず、2023年度は前年割れに。このままではネットショップ一本で食べていけない…という状況でした。 転機は「InstagramのDM」 同じサロン仲間からのアドバイスで始めたのが、フォロワーへの個別DM。フォローしてくれた方に丁寧なメッセージを送り、1対1でやり取りする時間を毎日確保しました。 最初は成果ゼロ。しかし3ヶ月継続すると、CPAが半額に。広告は全く同じ内容でも、DMによる信頼構築でコンバージョン率が向上したのです。 なぜDMで広告効果が上がるのか? ・人間関係の構築DMは「このブランドは信頼できる」と感じてもらう最短ルート。 ・フォロワー数と信頼性の相乗効果フォロワー数が増えるほど「わざわざDMをくれる驚き」が感動につながる。 ・コンテンツへの誘導DMから記事やLPへ流すことで、読了率・購入率ともに向上。 DM運用の実践ポイント 1. フォロー直後がチャンス温度感が高いうちにメッセージを送る。 2. 返信率は気にしすぎない全員から返事は来ないが、積み重ねが効果を生む。 3. コメント活用も有効アルゴリズム的にも関係性が深まりやすい。 4. LINEとの併用がおすすめ詳細なやり取りやコンテンツ提供はLINEが向いている。 無在庫販売にも有効 納期遅延やブランド信頼不足が弱点の無在庫販売では、DMによる属人性の演出が特に有効。感情を動かすコミュニケーションは広告費のROIを高めます。 広告運用との組み合わせ ・プロフィール広告でフォロワー増加→ DMの反応率アップ ・広告予算の5〜10%をフォロワー獲得施策に投下 ・DMと広告運用を並行し、双方で相乗効果を狙う まとめ 広告の成果はクリエイティブやLP改善だけでは限界があります。「人と人」として関係を築く努力こそ、広告費を最大限活かす鍵です。 今、広告が伸び悩んでいるなら——まずはフォロワーにDMを送るところから始めてみてください。手間はかかりますが、3ヶ月後には数字で成果を実感できるはずです。 音声はこちら▶︎