コンテンツマーケティングって、本当はこういうことなんじゃないかという話

こんにちは、三浦です。
最近ふと思ったんですよ。

「もしかして自分、コンテンツマーケティングって、本当の意味では得意だったんじゃないか?」

自分で言うのもなんですが、これまでずっとやってきたことの本質が、実は“ちゃんとしたコンテンツマーケティング”だったのかもしれないと気づき始めました。

 

 

SEO目的のコンテンツって、なんか違う

 

「コンテンツマーケティング=SEO対策」
今のマーケティング界隈では、そんなイメージが強い気がします。

もちろん、SEOは大事ですし、上位表示からの集客っていう流れも理にかなってると思います。でも、コンテンツってそもそも、“お客さんとのコミュニケーションを生むため”にあるものじゃないかと。

SEOで順位を取ることが目的化してしまうと、そこにいるはずのお客さんの顔が見えなくなってしまう。それって、本末転倒だと思うんですよね。

 

 

EC運営に必要な4つのC

 

僕がECをやっていて、ずっと大事にしているのはこの4つです。

1. コンテンツ(Content)
2. コミュニケーション(Communication)
3. コミュニティ(Community)
4. コピー(Copy)

たとえば、LINEで「質問ください」と言っても、コンテンツがなければ、そもそも質問は来ません。なぜなら、お客さんは情報がない状態では、何を聞いていいかも分からないからです。

だからまず、役に立つ情報をコンテンツとして発信する
それがあるからこそ、コミュニケーションが生まれ、関係性が深まり、結果として「ここにいたい」と思ってもらえるコミュニティになっていく。

そして最後に必要なのが“コピー”。
キャッチコピーやブランドの一言で、お客さんに「これは自分のための商品だ」と思ってもらえるかどうか。これは売るためだけじゃなく、ブランドの独自性や世界観を表現するために欠かせないものです。

 

 

ランディングページの限界を感じ始めている

 

僕が運営している「ミウラタクヤ商店」のランディングページ、正直言って…結構雑な作りのものも多いです。でも、なぜか売れてしまう。それにはちょっと自分でも驚いています。

でも最近は、「これはそろそろ限界かもしれない」と感じています。

広告費の効率も悪くなってきたし、LPO(ランディングページ最適化)だけで回していくのは、もうしんどいフェーズに入ってきている。

 

 

「ECサイト全体がランディングページ」という思想

 

そこで考えたのが、**ECサイト全体が“ランディングページ”みたいに作り込まれていればいいんじゃないか?**という発想です。

たとえば、ブログや商品説明、お客さんの声、LINEでの相談、そういった**全部のコンテンツが“信頼を積み上げる要素”**になっていれば、広告を打ったときにも自然とコンバージョンにつながっていく。

単発のセールスページに頼るんじゃなくて、ブランドとしての総合力で売っていく

それこそが、今の時代に合った「本当の意味でのコンテンツマーケティング」なんじゃないかと感じています。

 

 

コンテンツを量産する時代に、あえて“深く作る”

 

今はAIでもコンテンツは作れます。量産もできます。でも、誰が作っているか、どんな想いがあるのかまでを含めたコンテンツって、実はあまり多くない。

僕自身が、自分で書き、自分の言葉で伝え、自分の哲学をのせたコンテンツを届けていく。
それがちゃんと届けば、お客さんはちゃんと反応してくれるし、ちゃんと信頼してくれる。

そして信頼の先に、売上がある。
その順番を、これからも大事にしていきたいなと思っています。

 

 

最後に:これからも“コンテンツ”を主軸にECを育てていく

 

というわけで、最近改めて思ったのは、僕はコンテンツマーケティングを「やってきた」んじゃなくて、「やりたかった」んだなということです。

商品を通じて、考え方を届けて、信頼をつくる。
それを、LINEでも、Instagramでも、ブログでも、全部ひっくるめてコンテンツとして発信していく。

そしてそれが、お客さんとのコミュニケーションを生み、やがて“選ばれるブランド”になっていく。

そんな流れを、もっと突き詰めていきたいと思います。