ソーシャル戦略「人に執着する時代」はもう終わった
ここ最近、いろんな人と話す機会があった。
SNSをどう使うか、これから何を発信するか、何が伸びているのか──そんな話を繰り返すうちに、ひとつの結論が出た。
もう、「人に執着する時代」は終わった。
SNSの承認欲求で動いていた時代
昔のSNSって、「誰にフォローされてるか」で満たされていたと思う。
誰かに認められたい、注目されたい。
フォロワー数やいいね数が“価値”を決める時代。
ある意味では、それがSNSの面白さでもあった。
「承認欲求の化け物」になってでも、
誰かに見てもらうことがモチベーションになっていた。
でも今は、明らかに流れが変わっている。
情報への依存が進み、「人より現象」に反応する時代へ
今のSNSで伸びるのは、もはや“人”じゃない。
「熊が出た」みたいな“現象”や“出来事”のほうが伸びる。
つまり、インフルエンサーがどうこうよりも、
ユーザーは“何が起きているか”に反応している。
人よりも情報。
ストーリーよりも、出来事。
誰が言ったかより、何が起きたか。
人間がSNSの環境に慣れた結果、
「情報の摂取そのもの」に依存するようになったんだと思う。
SNSの“効能”が変わった
そして、これは僕自身も感じていることだけど、
SNSのリーチが明らかに減っている。
昔のように“発信したら届く”時代じゃない。
情報量が飽和し、アルゴリズムも成熟し、
人の心を動かすには、もはや「継続」と「信頼」しかない。
つまり、SNSの“効果と効能”が変わってしまった。
以前は「発信=拡散」だったのが、
今は「発信=関係構築」になっている。
これからの発信は「流す」ではなく「積み上げる」
じゃあ、どうすればいいのか?
僕の中の答えは、「情報の動線を整える」こと。
X(旧Twitter)で流した発信は、あっという間に消えていく。
でもファンは、過去の発信をちゃんと読みたい。
ただ、SNSではそれが辿れない。
だからこそ、ブログやnoteのような“積み上げ型メディア”にまとめておくことが大事。
自分の発信をストックし、整理しておくことで、
“見たい人が見られる状態”をつくる。
それが、これからの発信の在り方だと思う。
時代が変わっても、信頼は積み上げでしか作れない
SNSがどれだけ進化しても、
人が人を信頼するプロセスは変わらない。
短期的なバズより、長期的な信頼。
拡散より、積み重ね。
結局、時代が変わっても、
「見たい人に、見やすい形で届ける努力」だけは変わらない。
SNSの熱が冷めた今だからこそ、
“積み上げ型の発信”を大切にしていきたいと思う。
