今日のテーマは、
「月商100万円を超える人が間違いなく通る筋道」
について。
これは僕が「EC家庭教師」として100人以上の方を見てきた中で、
確実に共通している“伸びる人のパターン”をまとめたものです。
成長できる人が持っている“成長エンジン”
結論から言うと、
月商100万円を達成する人は「成長エンジン」を持っている。
成長エンジンというのは「このブランドが伸びる理由」のこと。
これは理屈じゃなくて“構造”です。
成長エンジン =
「ブランドの価値 × 広告投資の掛け算」で決まります。
ブランドの価値とは「買う理由を完璧に設計できているか」
ブランド価値は「デザインがいい」「理念がある」とかではなく、
“お客様が買う理由をどれだけ完璧に設計できているか”に尽きます。
たとえば――
サロンメンバーアパレルショップさんの例
世界観・写真・デザインの完成度が極めて高い。
「なんか好き」「この空気感がいい」と思わせる要素が揃っている。
品質ももちろんあるけれど、ネット販売では買う前にそれはわからない。
だから世界観という“買う理由”で勝っている。
ミウラタクヤ商店の例
僕の場合は真逆で、「テキストの量と熱量」で勝負しています。
特にサプリメントやプロテインのように“知識が要る商品”では、
情報量が多いほど信頼が積み上がる。
デザインだけでは伝わらない領域を、文章と構成で埋める。
これが「納得して買う」導線を作っているわけです。
ECサイトの充実が“成長の前提条件”
100万円を超える人のECサイトには共通点があります。
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世界観が明確で、デザインや写真が整っている
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テキストの情報量が多く、熱量がある
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動線がシンプルで、迷わず購入まで進める
この“買う理由”をサイト内にきちんと埋め込めているかどうか。
これが、次のステップ(広告投資)に進めるかどうかの分かれ目です。
成長のボトルネックは「広告が怖い」こと
100万円を超えられない人の多くは、
「広告費を使うことが怖い」という共通点を持っています。
でも、成長は「負荷をかける」ことでしか起きません。
つまり、広告費を“成長の燃料”として扱えない限り、
売上は頭打ちになります。
広告を出す → CPA(獲得単価)とROAS(費用対効果)で判断する。
ここを数字で見れるようになると、一気に視界が開けます。
投資の“怖さ”を超えた人だけが次に行ける
広告がハマって売上が伸びると、必ず次の壁が来ます。
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在庫が切れる
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仕入れが増えてキャッシュが足りない
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クレジットの残高が不安になる
ここで多くの人は「怖くて止める」。
でも、この“怖さ”を超えられるかどうかが分岐点です。
僕自身も経験があります。
広告費が月3万円から10万円、次は50万円へと増える時、
「大丈夫か…?」と思いました。
でも、伸びている時こそ“怖さを超えて投資する”ことが
結果的にブランドを押し上げます。
「法人としての金の使い方」にアップデートする
月商100万円を超えられるかどうかは、
“お金との向き合い方”を変えられるかどうかで決まります。
個人事業主は「自分のお金」を減らす感覚になるけど、
法人は「事業が成長するためにお金を使う」という感覚。
これは経営の原理。
「お金を使う=失う」ではなく、
「お金を使う=成長の燃料に変える」ことです。
CPAとROASで判断するのがプロ
広告の評価を「期間」ではなく、
CPA(顧客獲得単価)とROAS(費用対効果)で見る。
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CPAが許容範囲内なら、投資継続。
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ROASが改善していれば、さらに伸ばす。
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費用を止めるのは、数字で判断してから。
この“数値判断の癖”がついている人ほど、
安定的に成長します。
広告だけに頼らず「ブランドの声」を育てる
最後に、月商300〜500万円を超えた人がぶつかるのは
「広告依存」の壁です。
広告を増やせば一時的に売上は上がる。
でも、本当の成長は「認知の広がり」から生まれます。
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SNSでブランドの世界観を伝える
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インフルエンサーやお客様と一緒に盛り上げる
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“楽しい仕掛け”をつくる
この段階に入ると、広告だけでは作れない“ブランド力”が育つ。
数字の上に「人間らしさ」を足していくフェーズです。
まとめ:月商100万円の先にある「怖さ」を越えよう
100万円を超える人に共通するのは、
「怖くても一歩踏み込めた人」。
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成長エンジンを持つ
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ECサイトで“買う理由”を完璧に作る
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広告を数字で判断する
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投資の怖さを超える
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広告依存からブランドへ移行する
この流れを通る人だけが、
月商100万円を“通過点”に変えています。
