多くの人が「外側にある正解」を欲しがらなくなっている

最近、仕事やコミュニティを通じて関わる方々と接していて、強く感じることがある。

多くの人が「外側にある正解」を欲しがらなくなっている、ということです。

今の時代、僕たちはVUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)の真っ只中にいる。 昨日までの「成功法則」が、今日には通用しなくなる。

そんなスピード感の中で生きているからこそ、誰かが決めた「これが正解ですよ」という言葉に、どこか違和感を覚えるようになっている。

「正解」はもらうものではなく、自分で作るもの

かつては、成功した誰かの背中を追いかけ、その通りの「正解」を教えてもらうことに価値がありました。 

でも今は違います。

「正解は人からもらうものではない」 「自分なりの納得感を持って、自走したい」

そんな自律した感覚を持っている人が増えているように感じます。てかそれが正しい生存戦略です。

正解が一つではないからこそ、自分の頭で考え、自分の足で進むことの重要性に、みんなが気づき始めている。

「教える場」から「問い続ける場」へ

そうなると、必然的に「コミュニティ」の役割も変わってきます。 これまでのコミュニティは、リーダーが正解を提示し、

メンバーがそれを学ぶ「ティーチング(教育)」の場が主流で求められていたと思う。

しかし今、本当に求められているのは「継続的に問い続けること」ができる場所。

一人の力で問い続けるのは、時に孤独で、不安が伴います。 だからこそ、同じような志を持つ仲間が集まり、 

「自分たちは今、何を問うべきか?」 
「この違和感の正体は何だろう?」 と、

問いを共有し、ブラッシュアップしていく。

答えを教え合うのではなく、問いを投げ合い、お互いの試行錯誤を「相互参照」する。そんなプロセスそのものに価値が宿る時代になったのだと思います。

結果(正解)だけを追い求めると、それが手に入らなかった時に「失敗」という烙印を押されたような気持ちになります。

でも、コミュニティの中で「問い」を共有し、共に悩み、進み続ける「プロセス」を共有していれば、その繋がり自体が不確実な世界におけるセーフティネットになります。

「答え」を提供するよりも、良質な「問い」を投げ続けること。 そして、個々が自分なりの正解を編み出せる環境を作ること。

僕が運営する場でも、この「問いの共創」をこれからも大切にしていきたいと思っています。

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