【要旨まとめ】 ・Shopifyの強みは、データドリブンなCRM機能とノーコードでもリッチなページ制作が可能な点。 ・自社サイトで売るには「顧客とのコミュニケーション」と「広告運用」が必須。 ・モールと違い、自社サイトはコンテンツの量産と情報発信力が重要。 ・Shopifyはメルマガ配信、顧客セグメント、分析などが日本のECシステムより圧倒的に優れている。 ・メタ・Googleとの公式連携により広告費用対効果が高くなる。 ・Shopifyはスモールスタートから月商1000万円以上のスケールまで対応可能。 ・ECサイトは広告費をかけなければスケールが難しい。SEOやSNSに依存するのは再現性が低い。 ・運用や戦略設計ができない外注には注意が必要。 ・自社ECはコンテンツを量産できる商材(例:レシピが作れる調理器具など)と相性が良い。 ・Shopifyはキャッシュフローが良く、定期販売やエンタメ要素あるサイトも構築可能。 【整文版】 今日は休日ということもあり、ゆるめに「Shopify」についてお話ししましたが、結果的にかなり濃い内容になりました💡 まず、自社サイトで売れるための2大要素は何か。それは「顧客とのコミュニケーション」と「広告運用」です。 モールでは検索経由で“買う気がある”お客様が集まってきますが、自社サイトは違います。お客様の興味を引き、価値を伝え、信頼を築くことが必要です。 そのためには、メルマガやSNS、LINEでの個別対応、ブログなど、日々の情報発信とコンテンツの量産が重要になってきます。 そこで登場するのがShopify。僕は6年間Shopifyを使っていて、自分のECサイト運営に加え、多くのショップの支援もしていますが、やっぱりめちゃくちゃいいです。 Shopifyの強み1:データドリブンなCRMとメルマガ配信機能 ・顧客セグメントの視点、配信タイミング、HTMLテンプレート作成などが簡単 ・自動化も可能で、運営者の負担が大きく減る Shopifyの強み2:ノーコードでリッチなページ制作が可能 ・ブログや特設ページの作成が簡単 ・Canvaなどと連携し、動画や画像を活かしたLP作成も容易 ・カスタマイズ性が高く、他の国内ECシステムとはレベルが違う 広告との連携性能も抜群 GoogleやMetaと公式にデータ連携しているため、広告の費用対効果が高まりやすいです。Shopifyを導入しただけで、広告効果が上がったという事例も多く見ています。 キャッシュフローの改善にも貢献 Shopifyペイメントや後払い系の決済導入も簡単で、入金サイクルが早く、資金繰りも良くなります。 とはいえ、Shopifyを導入しただけで売れるわけではありません。 企画や商品設計、コンテンツの設計をどうするか、広告をどう活用するか、それらは運営者の“本気度”にかかっています。 「じゃあ誰に向いているか?」 ・月商300万〜1000万規模を狙いたい人 ・ガッツリ広告を回していく体制がある人 ・自社ECの成長に本腰を入れたい人 逆に、 ・SNSだけでゆるく運営したい ・副業で月商100万くらいでOK ・ECシステムをなるべく簡単に済ませたい という方は「BASE」でも十分です。 外注する際の注意点 ・「Shopifyに詳しい」だけでは不十分。 ・EC運営そのものに強い人か?売れる仕組みの提案ができるか?がカギ。 ・アプリを数個しか入れたことがないのに「アプリは相性悪いから入れない方がいい」と言う人は危険です。 その他ポイント ・LP構成は「パソナの法則」をベースに。ただし、商品に関心がある人には最初に商品の魅力を見せる構成にすることが重要。 ・コンテンツ量産できる商品設計が成功の鍵(例:調理器具→レシピ) ・Shopifyはコンテンツ発信の自由度が高く、将来的なスケールにも対応 結果として、「自社サイトで売れる仕組み」を真剣に作っていきたい人にとって、Shopifyは最強の選択肢だと僕は思います🔥 音声はこちら▶︎