2025年を振り返る:いちばん良かった施策/いちばん痛かった施策
2025年の振り返りをします。
サロン配信なので、結論だけじゃなくて「どう考えて、どう判断して、何が見えたか」まで、ちゃんと残しておきます。
今年のテーマは大きく2つ。
・インフルエンサーさんと“たくさん交流した年”だった
・年商を「伸ばす」ことに、初めて本気で舵を切った年だった
僕はもともと、年商1億円を達成し続けてはいるけど、そこから伸び悩んでいるタイプです。
だから2025年は「2億円を早く達成したい」くらいの感覚で、背丈を伸ばそうとしました。
結果から言うと、順調に伸びました。
ただ同時に、**“自分らしさが薄れていく感覚”**もあって、途中で考え方を切り替えることになりました。
僕の強み(であり怖さ):損切りが早い
僕は試行錯誤のスピードが速い方だと思います。
やってみて「このまま続けたら未来が見える」と感じたら、早めに損切りする。
これが良いか悪いかは分からないけど、少なくとも2025年はこの判断の速さに救われました。
2025年いちばん良かったこと:インフルエンサー施策で“売上”は伸びた
結論、売上は上がりました。
インフルエンサーさんのフォロワーさんから新しい注文が入る。
その分、数字は伸びます。
ここは疑いようがない成果でした。
でも同時に、2025年いちばん良くなかったことも:インフルエンサー施策だった
同じ施策が「最高」でもあり「最悪」でもありました。
何が問題だったかというと、僕の場合、ただ商品を売っているわけじゃないからです。
ミウラタクヤ商店は、プロテインやサプリを売るだけの物販ではなく、ライフスタイルや考え方を広める側面が強い。
だから、本来はお客さんとのコミュニケーションが濃くなるほど強い。
ところがインフルエンサー経由のお客さんは、どうしてもこうなりがちです。
・「私はインフルエンサーさんを信じているので」という前提で入ってくる
・僕の哲学や伝えたいことと、インフルエンサーの発信がぶつかる
・結果、こちらが“伝えたいこと”が通りにくくなる
これ、一般的なEC事業者なら問題にならないケースも多いと思います。
でも僕みたいに「哲学が強いタイプ」だと、ここがストレスになりやすい。
だから僕にとっては、ここが明確なデメリットでした。
インフル施策の数字面:ROASは良い。でも利益は削れた
正直、ROASだけ見ればかなり良かったです。
普通に広告を回すより効率が良いケースもありました。
ただし、2025年は拡大を急ぎすぎた。
その結果、利益を取りきれなかった。
お金を払ってプロモーションして、売上は作れた。
でも「うまくプロモーションできたか?」と聞かれたら、課題が残ったな、という振り返りです。
インフル施策のいちばんの弱点:売れる期間が短い
これはもう、体感としてかなり確信があります。
インフルエンサー経由の売上は短命。たぶん限界は3ヶ月。
初月:ドンと売れる
2ヶ月目:落ちる
3ヶ月目:ほぼ売れなくなる
つまり「影響力で売る」だけだと、継続モデルとしてはしんどい。
2026年の改善策:インフルの価値は“影響力”じゃなく“コミュニティ”
ここが2025年最大の学びでした。
インフルエンサーの価値は、インフルエンサー本人の影響力だけじゃない。
むしろ本質は、
インフルエンサーが抱える“コミュニティ(濃いフォロワーの集まり)”にアクセスできること。
だから2026年は付き合い方を変えます。
もうお願いもしています。
・積極的に「売って」もらわなくていい
・その代わり、コミュニティ内で僕がアピールできる“場”をください
・その“場”への対価として報酬を払う
これのほうが合理的だし、継続しやすい。
2025年はインフルエンサーを過剰評価していた部分があった、と素直に思います。
数字で見た「最大の失敗」:7〜9月の利益が過去最悪
「大失敗した施策」みたいな意味で言うと、正直そこまでのものはありません。
ただ数字面で言うなら、明確にあります。
7〜9月(Q3)が、利益額として過去最悪。
売上は過去最高だったのに、利益が過去最悪だった。
ここは痛かった。
でも、やったから原因が分かったし、軌道修正もできた。
実際、10〜12月は利益がかなり取れているので、
「先行投資だった」と捉えることもできます。
僕としては、**“失敗してよかった失敗”**でした。
やらなかったら、絶対に得られなかった学びです。
外注の反省:デザイン外注は「無理」だと確信した
利益を削った要因のひとつが外注費でした。
動画制作、オペレーション補助、広告周り、デザイン外注…色々試しました。
その中で確信したことがあります。
デザインは外注できない。
理由はシンプルで、
僕の頭の中にある情報を具現化する力は、僕のほうが高いからです。
(当たり前なんだけど、ここが決定的だった)
さらに、運用の都合もある。
「Canvaで納品してほしい」と言っているのにPDFで返ってくる、みたいなズレが起きると、
“こっちの運用都合”より“デザイナー都合”が優先されてしまう。
結論、やるなら高い人に頼む。
でもそこまで払うなら、自分でやった方が早い。
この夏の経験で、そこが確信になりました。
2025年の学びを、2026年の戦い方に変える
2026年はAIがさらに進みます。
便利になる一方で「便利なアウトプット」が世の中に溢れて、感動は減る。
だからこそ勝つのは、AIがやらない領域までやれる人。
・人の温度が伝わる接客
・きめ細かい提案
・ちゃんと返す、ちゃんと向き合う
・“大きい会社がやらない/やれないこと”をやる
僕自身も、LINE配信をさらにセグメントして、細かく刺す提案をしていくつもりです。
最後に:僕が作りたいのは「自社ECが楽しい」と言える人たちの場
この配信の終盤で、すごく大事な言葉が出ました。
「自社EC、楽しすぎます」
これ、めちゃくちゃ本質だと思いました。
数字だけ追って、ツールとテクニックと売上の話だけしてるコミュニティって、正直おもしろくない。
それよりも、
・自分のプロダクトが好き
・お客様が好き
・関係性を作るのが楽しい
・その熱量を言語化・表現するスキルはまだ伸びしろがある
こういう人たちが集まる場を作りたい。
その人たちの“表現力”を上げるために、僕のナレッジが役に立てばいい。
2025年の結論はこれです。
売上を伸ばすチャレンジをしたからこそ、僕が本当にやりたいことが、よりクリアになりました。
2026年は、ここをもっと尖らせます。
