meta広告で失敗しない鉄板の出稿方法を教えます 260113

メタ広告で失敗しない「鉄板出稿方法」まとめ

「メタ広告やったほうがいいのは分かってるけど、正直よく分からんし怖い。」

そんな人に向けて、ここ3年くらい僕がほぼこのやり方だけで回してきた「鉄板の出稿手順」を、改めてブログにまとめます。

先に結論だけ言っておきます。

・初心者はメタ広告“だけ”ちゃんとやれ。
・トラフィック目的は捨てろ。
・コンバージョンは妥協せず「購入」にしろ。
・クリエイティブは最低4枚+動画で検証しろ。

この4つを守るだけで、だいぶ「変な失敗」は減らせます。

なぜ僕は「まずメタ広告一択」と断言するのか

最初に、なぜここまでメタ広告を推すのかから整理します。

理由はシンプルに2つです。

1. コンバージョンが取りやすい媒体だから

2. 学習コストが他媒体より圧倒的に低いから

① メタはターゲティング性能がエグい

Google広告、TikTok広告、Pinterest広告、X広告…いろいろ媒体はあります。

でも、
**「成果を出す難易度」でいえばメタが一番“簡単”**です。

アルゴリズムが優れているので、こっちが細かく絞り込まなくても、勝手に「買いそうな人」に寄せてくれます。

だから僕の周りの“小さめEC事業者”で言うと、

「Googleはうまくいってるけどメタが全然ダメ」な人は1割未満

・逆に「メタは刺さってるけどGoogleはイマイチ」が多数派

という感覚です。

② 他媒体の管理画面は、初心者にとってシンプルにキツい

もうひとつの理由は「学習コスト」。

・メタの管理画面:まだ人間が理解できるレベル

・他媒体の管理画面:初心者からすると普通に難しい

広告って、多くの人が「いいクリエイティブを出せば売れる」と思ってますが、
半分は「管理画面を理解してるかどうか」の勝負です。

・こう設定したら、どんな人に配信されるのか

・どの目的にすると、どこが最適化されるのか

この構造を理解していないのに、
「Googleのクレジット6万円もらえたからやってみました」
みたいなノリで手を出すと、高確率で迷子になります。

だから僕はあえて断言します。

メタでまだ成果出てないのに、他媒体に浮気する意味はほぼない。

勉強が目的じゃないですよね。
売上を作るのが目的なら、まずメタをやり切る。
そこから他媒体を広げればいいだけです。

出稿前の大前提:ピクセル埋め込みは「5億%」必須

ここからは具体的な「鉄板出稿フロー」に入ります。

まず一番最初にやることはこれ。

メタピクセルを絶対に埋め込む。

これをしていないメタ広告は、
ほぼ「目隠し運転」です。

ピクセルがないと、メタの強みが死ぬ

メタが強いのは、

・ECサイト側のデータ(誰が見て、誰が買ったか)を

・ピクセル経由で集めて

・それをもとに「買いそうな人」を学習していく

という仕組みがあるからです。

ピクセルが入っていない=学習の材料ゼロ
なので、いくらお金を流しても本気を出してくれません。

Shopifyならアプリで簡単に埋め込めます。
他のカートでも、やり方は絶対にあるので、そこはググってでもやり切ってください。

ピクセル未設定のメタ広告は、出稿前に中止していいレベルのミスです。

目的設定:トラフィック目的は「基本、やらなくていい」

次の落とし穴が「キャンペーン目的」です。

・リーチ

・トラフィック

・リード

・コンバージョン(売上)

いろいろ選べますが、ECでやるべきはひとつだけ。

必ず「売上(購入)目的」にする。

トラフィック目的は、数字だけキレイな「見せかけの成果」になりがち

広告を少しかじった人がやりがちなのが、

「まずトラフィック目的でCPCを下げて、そこから…」

というやつ。

実際、トラフィック目的にすると、

・CPCが20円とかまで下がって

・アクセスもめちゃくちゃ増えて

・「すごく集客できてる気」がします

でも、その裏側で起きているのは、

・「クリックはするけど、買わない人」が集まる

・結果として CVR0.3〜0.5%とかまで落ちる

という地獄です。

見た目の数字だけ見ると「広告効率良さそう」に見えるので、
ここで判断を誤る人が本当に多い。

トラフィック目的でECの売上をきっちり取れている人を、僕はほぼ見たことがありません。

ECで売上を取りにいくなら、トラフィック目的は原則「封印」でOK。

コンバージョンポイントは「購入」一択でいい

メタの担当者に、こんなことを言われた人も多いはずです。

「機械学習を安定させるには、週50件のコンバージョンが必要です」

ここでよく提案されるのが、

・「購入」だと件数が足りないので

・「カート追加」や「チェックアウト開始」を
コンバージョンポイントにしましょう

というやつ。

結論から言うと、これも基本やめた方がいいです。

カート追加最適化は「カゴに入れるけど買わない人」を増やす

最近特に増えてるのが、

・カート追加はめちゃ増えてるのに

・購入に全然つながらない

というパターン。

理由はシンプルで、

「カートに入れるけど、買わない人」に最適化されてるから。

なので僕の結論はこうです。

・コンバージョンイベントを「購入」以外にする必要はない

・週50件の購入がなくても、機械学習はちゃんと進む

妥協して「カート追加」に逃げない。
面倒でも「購入」で最適化する。

ここは譲らない方が、長期的には必ずプラスです。

オーディエンス設計:基本は「あまり絞らない」

次に迷うのが、オーディエンスの設計です。

・カスタムオーディエンス

・類似オーディエンス

・興味・関心ターゲティング

いろいろできますが、
初期段階では、むしろ何もしない方がうまくいきます。

メタは勝手に「いい感じ」に偏らせてくれる

メタ広告の性質上、
変にこっちが制限しなくても、

勝手に「コンバージョンしやすい層」に寄せてくれます。

たとえば、

・自分のお客さんは40代以上が多い気がする
→ 年齢を40歳以上に絞るのは「やってもいい」

でも実際は、絞らなくても配信結果を見ると、
40代以上に勝手に偏っていることが多いです。

リターゲティングも「余力があるなら」で十分

・サイト訪問者へのリターゲティング

・Instagramフォロワーへの配信

これも、「やってはいけない」わけではありません。

ただ、僕の感覚だと、

リターゲティングをあえて切った方が、
コンバージョン率が良かったアカウントも普通にある

というのが本音です。

なので初期のスタンスとしては、

・基本は「ほぼノーターゲティング」

・やるとしても 年齢だけ35歳以上 などの軽い制限

・細かいセグメントは「余力が出て、検証したくなってから」

でOKです。

クリエイティブ設計:1パターンで当てようとするな

ここが一番大事です。

1枚のバナーで当てようとするのを、今すぐやめてください。

僕が鉄板としているのは、

1つの訴求軸につき

・静止画バナー:最低4枚

・動画:最低1本

をセットで出す、というやり方です。

A・B・C・D、どの魅力が刺さるのかは「出してみないと分からない」

自分の商品には、いろんな魅力があると思います。

・Aという魅力

・Bという魅力

・Cという魅力

・Dという魅力

それぞれについて、

・A訴求のバナー(4枚)

・B訴求のバナー(4枚)

・C訴求のバナー(4枚)

・D訴求のバナー(4枚)

という感じで量産していくイメージです。

実際に回してみると、

・A訴求よりB訴求の方がCPAが安い

・C訴求はCTRが高くてCPMも悪くない

・D訴求は全然反応しないから捨てていい

みたいな「比較の材料」が山ほど出てきます。

この比較検証を回していくことで、

「うちのお客さんって、こういう言い方に反応するんだな」

という輪郭が、だんだん見えてきます。

静止画はCanva+画像生成、動画はYouTube+CapCutで十分

制作ツールも、正直ガチガチじゃなくていいです。

静止画

・ベースは Canva

・パッケージ画像などは、最近は Gemini(ナノバナナ)でAI生成 → Canvaで文字入れ

・見せたい箇所はフォントサイズでメリハリをつけるだけでOK

動画

・自分のYouTube動画を **Clipto(DLツール)**で落とす

・それを CapCutで編集して使い回す

・インフルエンサーさんに1分程度の動画を作ってもらい、
それを5秒ずつ切り刻んで「どの冒頭が一番反応がいいか」を検証する

特に動画は、

冒頭1秒でCPAが全然変わる

ので、同じ素材でも「最初の言い方」を変えて複数パターン作る価値があります。

「1回やってダメでした」で終わる人は、そもそも勝負してない

一番良くないパターンはこれです。

1. バナー1枚つくる

2. 1キャンペーンだけ回す

3. 「売れませんでした」

4. 広告は向いてないと判断して終了

はっきり言うと、これでは戦ったことになりません。

最低ラインは「複数訴求 × 複数バナー × 動画」を出して、
比較検証 → 改善までやり切ること。

・4枚バナー×1動画を入稿する

・回す

・データを見る(CPA・ROAS・CTRなど)

・「次はどんな言い方に変すべきか」を考える

・もう一度バナーと動画を作る

・また回す

このループを回して初めて、

「広告で売上を作る」という土俵に立てます。

広告費の考え方:「伸びたら使う」じゃなく「伸ばすために先に使う」

最後に、よくある勘違いをひとつ。

「今、月商30万円で広告費6万円(広告比率20%)です。
ここから月商100万円に伸ばしたいけど、
できれば広告費はあまり増やしたくないんですよね。」

これは完全に逆です。

・売上30万円 × 広告比率20% → 広告費6万円

・同じ効率で売上100万円を目指すなら
広告費は20万円必要

なのに、

「6万円のまま、売上だけ100万円になってくれ」

は都合が良すぎる話です。

広告費は「伸びたら払うもの」じゃなくて、
「伸ばすために先に使うもの」です。

もちろん、

・広告比率が30%を超えると事業として苦しくなる

・だからこそクリエイティブやLPを改善してCPAを下げる

という改善は必須です。

ただ少なくとも、

「広告費を増やさずに売上だけ増やす」
という発想を捨てること

ここを理解しないと、いつまで経っても上限を突破できません。

まとめ:迷ったらこのセットだけやればいい

ここまでをギュッとまとめると、
「メタ広告で失敗しない鉄板出稿方法」はこうなります。

1. ピクセルを必ず埋め込む(Shopifyならアプリで一発)

2. キャンペーン目的は「売上(購入)」一択

3. コンバージョンイベントは妥協せず「購入」に固定

3. オーディエンスは原則広め(やっても年齢絞り程度)

4. 1訴求につき静止画4枚+動画1本を最低ラインとする

5. CPA・ROAS・CTRを見ながら、言い回しと切り口をひたすら検証

6. 広告比率(売上の15〜20%目安)から、必要な広告費を逆算して投下する

この「ベース」ができて初めて、

・Google広告を足す

・TikTok広告を試す

・PinterestやX広告を触る

という「次のステージ」に進んでいい、という感覚です。

まずはメタ広告をやり切る。
それが、スモールECの最短ルートだと僕は思っています。

 

音声はこちら▶︎

商売の原理原則から売上を上げる三浦塾

小手先の方法論ではなく筋肉質な売上を作る力を身につける方法を教えます。

1 / 3