こんにちは、ミウラタクヤ商店のミウラです。
今日は、サロンのメンバーさんからもよく相談をいただく**「優先順位の付け方」**についてお話ししたいと思います。
僕は自分で言うのもなんですが、優先順位を付けるのは結構得意な方です。逆に、成果が出ずに悩んでいる人の相談に乗っていると「何を切ればいいかわからない」という声をよく聞きます。
結論から言います。 優先順位を上げるコツは、「やらないことを決めて、それを徹底する」。これに尽きます。
1. 「売上に直結しない仕事」を定義する
僕の著書『ひとりEC』でも書いているのですが、僕は基本的に**「売上に直結しない仕事はしない」**と決めています。
もちろん、全ての仕事がゼロか百かで分けられるわけではありませんが、判断基準は明確です。
最優先:売上に直結する仕事
・広告クリエイティブの改善(お客様との接点の質を上げる)
・広告の入稿やSNS発信(新規リーチ獲得)
・CRM(既存客へのリピート施策)
・コンテンツ制作やLP作成
劣後:売上に直結しない仕事
・配送に関する細かな問い合わせ対応
・事務的なオペレーション
極論を言えば、配送の問い合わせ対応をしたからといって、その瞬間に新しい売上が生まれるわけではありませんよね。だから、ここにかける時間は極力削るという発想を持つんです。
2. 「お断りする力」を身につける
「そうは言っても、やらないなんて不可能じゃないか」と思うかもしれません。そこで大事なのが、ルールを決めてお客様に提案することです。
ミウラタクヤ商店の事例を出しましょう。 うちは配送時の「時間帯指定」を受けていません。なぜなら、その管理コストが膨大だからです。
「指定できないんですか?」と言われたら、「すみません、うちはできないんです。その代わり、発送メールに追跡番号を載せるので、お客様の方で配送業者へ連絡をお願いできますか?」と提案します。
これで90%以上のお客様は「あ、いいですよ」と納得してくれます。自分でルールを決めて「これはできません」と断る。でも「こうすれば解決しますよ」と代替案を出す。
お客様に振り回されて優先順位が崩れている人は、この**「断る力」**が足りないケースが非常に多いです。
3. 「マニュアル」よりも「禁止事項」を決める
普通、効率化しようとすると「こういう時はこうする」というマニュアルを作りたがりますが、僕は逆です。
**「こういう場合は、こういうことをしない」**という禁止事項を決めます。
「しないこと」を決めると、選択肢が絞られるので迷いがなくなります。「あ、これはうちではお断りしているケースだな」と即座に判断できる。中途半端に「今回だけは特別に……」と調整を始めないことが、組織(あるいは自分一人)のスピードを最大化させます。
ちょっとサイコパスっぽく聞こえるかもしれませんが(笑)、その分、ダイエット相談や商品の説明といった**「お客様から本当に感謝され、信頼につながる部分」**にリソースを全投下する。これが僕のスタイルです。
4. クレームが出てから改善すればいい
「そんなに断って不満が出たらどうするんだ」と不安になる方もいるでしょう。
僕のスタンスは、**「徹底して断ってみて、もしクレームや不満が増えたら、その時初めて改善する」**です。
起きてもいない問題を心配して、最初から過剰なサービス(非効率な作業)を自分たちに課すこと自体が、最大のロスです。
営業マン時代を思い出してください。売れない営業ほど、テレアポ(売上に直結する仕事)をせずに、売上に繋がらない事務作業をダラダラやって「仕事をした気」になっています。それは優先順位ではなく、ただの逃げです。
まとめ
1. 売上に直結しないことは、やらない(または極限まで削る)。
2. 物理的に不可能な場合は、仕組みで削減し、「やらないこと」を徹底する。
3. 断る勇気を持つ。その分、感謝される仕事に集中する。
4. 不満が出てから対策を考える。先回りした「良かれと思って」は捨てる。
皆さんも、自分のタスクリストを眺めてみてください。それは本当に売上に繋がっていますか?「仕事をした気」になりたいだけになっていませんか?
徹底的に「やらないこと」を決める。ぜひ検討してみてください。
あわせて読みたい: [ミウラの著書:ひとりECの教科書]
それでは、今日はこのへんで。最後まで読んでいただきありがとうございました!
