はじめに:来年は「何が起きるか分からない」が前提になる
2026年は、AIの進化で“当たり前”が一気に変わる年になります。
正直、来年はAIのせいで何が起きるか読めない。でも一方で、ChatGPTで業務効率が爆上がりして、Shopifyを軸にお客さんとコンテンツコミュニケーションを回せる未来も、かなり具体的に見えてきました。
だからこそ来年は、テクニック論に走る前に「原理原則」に立ち返って勝負します。
2026年の原理原則:結局いちばん強いのは「音声×文章」
動画が不要って話じゃないです。
ただ、今の時代はアウトプットが作りやすくなりすぎて、行動量だけでは差がつきにくい。
だから三浦拓哉商店としての結論はこれです。
・ベースは“喋り(音声)”
・それを“テキスト化”して資産にする
・さらにLP・ブログLPに落として販売導線にする
つまり、音声→文章→LP化が最短ルートになっていく、という予測です。
小技①:YouTubeはZoomのインカメで撮る(音が良ければ勝てる)
意外と知られてないけど、YouTube動画はZoom×Macのインカメで十分作れます。
・画質はそこそこでもいい
・音声が良いと「ちゃんとして見える」
・編集者に投げた時の効率が上がる
・本数が増えると編集費が上がるので、将来的にラジオ寄りも検討
結論:Zoomは撮影ツールとして普通に優秀。
喋りを載せたい人は、まずここから始めるのが早いです。
小技②:音声時代に備えて、マイクは“投資”
2026年、音声はもっと伸びる。これはかなり濃厚です。
理由はシンプルで、音声は誰でも発信できて、生活に入りやすいから。
特にZoom対談・ポッドキャスト的な動きが増えると、音が悪いだけで全部が台無しになります。
だから、マイクはケチらない方がいい。
推し:SHURE(MV7あたり)
外で喋るなら:有線EarPodsがコスパ最強(約3,000円で音が良い)
「声のストレスがない」だけで、コンテンツの価値が上がります。
小技③:ChatGPTの“読みやすいレイアウト”をShopifyに移植する
ここ、かなり革命です。
Shopifyのデフォルト「リッチテキスト」って、
改行・余白・左寄せ・文字サイズが思い通りにいかなくて地味に不便。
そこで使ったのが、セクションスター(Section Store系のセクション購入/追加ツール)。
特に「シンプルテキスト」系のセクションが強い。
これで何が起きるかというと…
・ChatGPTで作った文章をそのままコピペ
・余白も文字サイズもノーコードで調整
・改行位置も狙った通り
・30分でLPが1本作れる世界線
「LP量産が良いこと」とは言わないけど、
“テキストでのコミュニケーション量”を増やす武器としては強すぎます。
小技④:Shopifyのデータ分析はSidekickよりChatGPTが刺さる場合がある
ShopifyのSidekick、聞き方次第で「ふわっとした答え」になりがち。
そこでやったのが、Shopifyの各種CSVをChatGPTに読み込ませる分析。
読み込ませたもの(例)
・顧客データ(期間全体)
・直近1年の注文データ
・商品データ(一覧)
すると、こんな示唆が出る。
・F1→F2が上がるとLTVが跳ねるから、まずそこを強制的に上げろ
・F2→F3より、F0/F1→F2の方が効く
・入口商品は“プロテイン”じゃなく“バターコーヒー”だった…など
広告の投資先や導線の組み方が、数字ベースで見えてきます。
これ、普通に武器です。
デザインもAIで十分な領域が増えた(ナノバナナ活用)
パッケージや商品画像も、AIで“それっぽく”作れる時代。
もちろん細部は誤字や違和感が出ることもあるけど、対処はシンプル。
・間違いは**「全部直して」**を粘り強く繰り返す
・混乱してきたら0からやり直す
・根気よく修正を指示できない人ほど、AIを使い切れない
物撮りの世界観が必要なブランドもある。
でも、三浦拓哉商店の今の勝ち筋だと「まずAIで十分」になる場面が増えてきた、という話。
2026年の勝ち筋:「偏れ」——中途半端がいちばん埋もれる
AIで誰でも作れる時代は、“普通”が溢れて終わる。
だからスモールビジネスは特に、どこかに尖らないと勝てない。
・商品開発・クリエイティブ映えで勝つ人もいる
・顔出しせずプロダクト設計で勝つ人もいる
・でもそれができないなら、人(=自分)を前に出すのが強い
そして、伸びにくいSNS時代に「関わりたい」と思わせるには、
表層のノウハウより哲学・思想・世界観が必要になってくる。
広告は“伸ばす”より“残す”判断も正解
年末は広告費が上がる。これは事実。
ただ、三浦拓哉商店は「無理に突っ込む」ではなく、状況を見て大きく予算を落とした。
・7〜9月:売上強い(広告費も大きい)
・10月:急にコスパ悪化→利益が残りにくい
・11月:分析→新規の取り方を再設計
・12月:広告費をさらに落として、利益は戻る
売上を追う月と、利益を残す月。
ここを切り替える判断が、2026年はもっと重要になります。
小ネタ:インスタDM停止問題、外部URLがトリガーの可能性
最近増えてる相談が、
「フォロー御礼DMを送ると制限される」問題。
仮説として出てきたのは、外部URL(LINE誘導など)を貼ると止まりやすい可能性。
アカウントの運用歴や信用スコアも関係してそう。
完全な正解はないけど、ルールが変わってきてる兆候は強いです。
余談:体調を上げるなら“息が上がる”を作れ(ゆるHIIT)
ガチHIITはしんどい。だからやるのはこれでいい。
・3分歩く
・15〜30秒だけ少し速く走って息を上げる
・歩いて整える
・これを4〜5回繰り返す
体脂肪目的じゃなくても、頭が冴える・元気が出る。
シンプルに「仕事のパフォーマンス」が変わります。
まとめ:ミウラタクヤ商店は2026年、“ウェルネス”に寄せていく
来年の方向性は明確です。
・ダイエットだけじゃなく、**ウェルネス(集中力・パフォーマンス・幸福度)**まで広げる
・音声を軸に、文章資産を増やす
・AI×Shopifyで、作業効率と行動量を取り戻す
・そして何より、思想に偏って埋もれない存在になる
2026年は、たぶん「喋ること」が仕事になる人が増えます。
その波に、先に乗りにいきます。
